30%以上の負荷運転とは?
発電機負荷試験(出力負荷運転点検)出力確認の点検方法は通達要領である
「30%以上の負荷運転」を推奨しております。
1なぜ30%以上の負荷運転が必要なのか
月次点検等で行なっている無負荷(空ふかし)運転点検だけを行っていると、ディーゼルエンジン内にカーボンが堆積されます。
その為、1年に1回は、30%以上の負荷運転を行い、堆積されたカーボンを燃焼排出させておかなければ、非常時に発電機が正常に動かず、消火活動が出来なくなる怖れがあるからです。
2負荷試験機によるカーボン燃焼排出の点検
- 黒煙状態を見ながら、負荷を5% ~ 20%迄少しずつかけていく。
- 負荷を30%迄上げて、30分間運転状態を見る。
- 10%、20%、30%出力毎に、電圧、電流の測定を行う。
3負荷運転は、消防法で義務付けられておりますが、30%以上の負荷運転は、 下記の点検要領となります。
▼下記のホームページでは負荷運転点検要領が確認出来ます。
総務省消防庁のホームページ